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2016年11月16日水曜日

生態を知ると言う事

2011年12月 9日 (金)の過去記事です。

こんにちは
今日は一段と冷え込みが厳しく、本格的な冬到来を肌で感じる気候になりました
それでも、大阪住吉では、まだまだメダカも冬眠に入るような事は無く、
エサを与えると浮いて来て、パクパク食べてくれます
特に屋外120cmガラス水槽に入れている、楊貴妃透明鱗三色錦の若メダカは、
泳ぎも素早く、活性の高さが伺えます



と言う事で、本題ですが、
動物や昆虫や魚などの生物を飼育するには、
まずその生態を知る事が大切だと思います。
飼育者は、その生物の生態を知ってこそ、
初めて、生物を健康的な個体にしてあげる事が出来、
更にその生物の持っているポテンシャルを最大限に引き出してやる事が出来るのだと思います。
私は生物学者でも何でも無いですが、
幸いな事に、子供の頃から自然と触れ合いながら、生活していましたし、
何より好奇心旺盛で、色んな生物を採集し飼育して来ました。
飼育以外にも、和歌山の海辺で育ったお陰で、海釣りから始まり、
野池や小川でも多種多様の釣りや漁を楽しみました

夏休みになれば、母親の田舎の熊野古道で有名な中辺路町へ遊びに行き、
朝から日が暮れるまで、延々と川で遊んでいました
その川は富田川と言い、ダムの無い物凄く綺麗な清流です

釣りはもちろん、素潜りでの手づかみ漁や、
ヤス(モリ)を使って魚を突いたりして、漁を楽しんでいました
そのお陰で、鮎の動きやアマゴの動きなど、
魚種による泳ぎ方の違いや生態も、身を以て覚える事が出来ました
亡くなってしまったお婆ちゃんは、エビ採りの名人で、
幼い頃からエビ採りを伝授してもらい、そのお陰でエビ採りも上達して行きました
夜になれば、カブトムシやクワガタムシを捕まえに行ったり、
寝る間も惜しんで、野外活動を楽しんでいました

父親方のお爺ちゃんは、漁師で地引き網漁の網元をやってましたので、
その血を受け継いでいるのかも知れませんね。
その他にも、サーフィンやウインドサーフィンを長年やって来たお陰で、
更に野外活動の幅が出来、波や風や海底の地形や周りの山々や、色んな知識を吸収する事が出来ました。
例えば、波のパワーは台風等の大きな低気圧によって違って来ますが、
それ以外にも、海底の地形や、その海底の岩が生きているかどうかと言う事も大切な要素になって来ます。

この「生きた海底の岩」と言う事が重要で、
ダムの建設により、大雨が降ったりすると大量の土砂が海へ流れ込んで行きます。
ダム建設以外にも、日本は大きな過ちを起こしています。
それは、森林伐採による自然林の破壊で、
「森のダム」が失われてしまい、その結果、大雨が降ると土石流や大洪水の被害に遭ってしまいます。
これは自然災害ではなく、人災だと思います。
この土砂により、「生きた岩」が死んでしまい、
魚貝類に多大なる被害をもたらします。
岩場に土砂が堪ると、自ずと波のパワーも無くなります。
これは、かなり専門的な事になるので、本格的にサーフィンをやっていなければ、
理解しがたいかも知れませんが、本格的にサーフィンをやっているものであれば、
その事実を肌で感じる事が出来ます。
岩場だけではなく、河口の地形も変わってしまい、
今まで大きな石ころが有ったポイントも、今では細かい砂の地形になってしまい、
その影響で波のパワーも無くなり、地形の変動も早くなってしまいました。
その事により、漁業にも多大な被害をもたらしています。
ダムの無い河口域はこんなにも綺麗で美しい姿を見せてくれます。

サーファーの方々で、波乗り以外に興味が無い方も、
サーフポイントの海の上を見るだけではなく、
シュノーケリングなどで、海の中を見る事も大切な事だと思います。
そうすれば、もっと自然の奥深さを理解出来、
もっと自然を大事に思う心が生まれて来ると思います。
もっと詳しく書くと、物凄く長くなってしまいますので、
これ以上は書く事を控えますが、
とにかく、海が汚れるのは、生きた山が崩壊して来た影響が一番大きいと思います。
山も川も海も全て繋がっています。
私たちサーファーは率先してビーチクリーンを行っています。
ビーチクリーンをする事はとても大切な事ですが、
ビーチクリーンよりも山を綺麗にする事の方が、もっと重要な事だと思います。



山が綺麗になれば、海も自ずと綺麗になって来ます。
そう言う意味でも、和歌山の「熊野の森ネットワーク〜いちいがしの会」の方々を始めとする、
森林保護団体の方々の活動は素晴らしい事だと思います。

長々と書いてしまい、少し脱線してしまったかも知れませんが、
とにかく、メダカ飼育に於いても、生態を知れば自ずと答えは見つかると思います。
冬がやって来たばかりですが、この厳しい冬を乗り越えれば優しい春の訪れが待っています。
春になれば生物も活き活きとした姿を見せてくれるようになります。
皆さんも、春になれば野性メダカを探しに、ちょっと旅に出かけませんか?
見つかるかどうかは分かりませんが、
きっとそこには新しい発見や素晴らしい出会いが待ってると思います
最後に本日の室内水槽の様子を動画で撮ってみました
お時間のある方は、どうぞご覧下さい。

PS : 「御神田の水」の開発コンセプトとして「地球環境に優しい」と言う事をテーマに製造しています。


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メダカ

初心に返って

2011年12月 5日 (月)の過去記事です。

こんにちは
今朝も冷え込みが厳しく、まだメダカの様子を見に行っていません
早速本題ですが、小学低学年の頃(もう40年ちょい前)に、
近くの小川でメダカを掬って飼育したのが観賞魚の始まりです。
その頃は何も分からず、家に有った金魚鉢に入れて、メダカを飼育していましたが、
金魚藻を入れているだけで、勝手に繁殖していました

その後の事は余り記憶に無いですが、、、
メダカを飼育する前から、父親が裏庭で錦鯉を飼っていましたが、
それはそれは綺麗で、素晴らしい錦鯉でした。

当時、実家は和歌山市内でタンス工場とタンス屋をしていましたが、
工場移転で自宅も引っ越しをしました。
引っ越し先にも、錦鯉の池を作っていましたが、
何も知らない私は近所の野池で釣って来たフナをその池に放流しました
すると父親がエラい剣幕で怒っていて、すぐにそのフナを掬って元の野池へ逃がしに行かされました
聞くところによると、フナには寄生虫が付いていて、
悪い病気に感染すると錦鯉も死んでしまうからと。。。
その錦鯉ですが、合計100匹くらい飼っていましたが、
中には1匹◯◯◯万円するくらいの立派な錦鯉も数匹入っていたらしく、
そりゃあの剣幕で怒るわなって、
子供ながらにビックリしましたし、反省しました
それから、自分では観賞魚を本格的に飼育しだしたのが、26才になった頃で、
今から約25年前になりますね。。。(年ばれてもたw)
その頃は熱帯魚に興味がわいて来て、色んな熱帯魚を飼育しましたね。
特にアマゾン川のナマズにはかなり嵌りました
タイガーシャベルノーズ・レッドテールキャットを始め、
当時高級だった、
レオパード・ピライーバやバンデッド・ピラムターバ等や、
色んな種類のプレコやコリドラス、更に開高健の本にも出て来る「トゥクナレ」等も飼っていました。

それって、全てフィッシュイーターで、メダカや金魚などが一般的なエサとなり、
今思えば、、、ってなりますね
ただ、私はメダカや金魚をエサとして与えた事が無く、近所の池(万代池)へ、
セルビンを持って、モロコやスジエビの採集に出かけ、それをエサとして与えていました。
その他にも、アフリカンシクリッドの美しさに魅了され、
かなり嵌ってしまいましたね
普通のアフリカンシクリッドではなく、これまたマニアックなアフリカンシクリッドで、
主にタンガニーカ湖産とマラウィ湖産を分けて飼育していました。
タンガニーカ湖産 [アルトランプロローグス カルバス]
マラウィ湖産 群泳

社会人になってから、ずっとサーフィンやウインドサーフィンやって来ましたが、
海へ行って波や風がなければ、流木採集や石採集(石灰岩など)を行って、
それらを飼育水槽へ投入してました


その他にも色んな熱帯魚を飼育していましたが、
30才の頃サーフショップも開業する運びとなり、熱帯魚の世話も厳しくなり、
全て売ったり、あげたりして、取り敢えず一時中断となりました。
それから、数年後、南紀白浜でシュノーケリングを楽しんでいたところ、
余りにも綺麗な熱帯魚が沢山泳いでいたので、思わず見とれてしまい、
その翌週には、網を持参しその熱帯魚を採集していましたよ

飼育水は採集したところの海水をポリタンクに入れて持って帰りましたが、
飼育予定の部屋は3階の私の部屋ですので、1階から3階まで、
重たいポリタンクを両手に持って上がって行きましたよ
当時は体力もパワーもバリバリでしたので、全然苦になりませんでしたが、
今なら即入院ですね
そんなこんなで、海水魚を飼育し始めましたが、
飼育よりも採集が楽しくて、堪りませんでした
採集に行くたびに、海水も持って帰りの繰り返しで、
最終的にはポリタンク10本に増えてました
海水熱帯魚を飼育した お陰で、更に飼育技術や知識も向上したと思います
それから数年後、仕事中に交通事故(歩行中、車に轢かれた)に遭ってしまい、
約7ヶ月間の治療の結果、頸椎捻挫+腰椎捻挫 共に後遺障害14級に認定され、
それ以来、人生の一部だった波乗りも余り出来なくなり、
ストレスは堪る一方で、これではイケナイと思い、
丹波方面へ リハビリを兼ねて、タナゴ釣りやガサガサ等で日本淡水魚の採集&飼育を始めました

もちろん、海水魚は体力的に無理なので終了し、
それ以降、日本淡水魚やミナミヌマエビ等をベランダビオトープとして開始しました。
もちろん、原種の黒メダカも小学低学年以来の飼育も再開し、
改めてメダカの可愛さを再発見しました

当時は異種交配(改良)メダカには全く興味がなく、
採集&飼育が自分のスタイルとして確立しましたが、
ちょうどその頃に「御神田の水」の元となるモノと出会い、
それ以降、自分の今までの飼育経験と、無い頭をフル回転させ、
「御神田の水」の元になるモノの特性を最大限に生かせる事が出来るのが、
田んぼの土(荒木田土)で有る事を発見しました


それ以来、その飼育環境での日本淡水魚などを中心に、
また、ほぼ同時期からレッドビーシュリンプを始めとする甲殻類の飼育実験を行い、
その実験結果を元に改良を加え、その結果
「御神田の水」の発売を一般の飼育者様にもご提供出来る運びとなり、現在に至ります。


ですので、皆様のように、異種交配(改良)メダカにつきましては、
まだまだ勉強不足でございますが、
これからも、異種交配(改良)メダカ等での飼育実験を継続し、
より良い商品開発に努めたいと思っている所存ですので、
諸先輩方からのアドバイスなども頂けると光栄です。

メダカに癒され、本当の意味での心が豊かになる事を心より願っています
以上、長々と書いてしまいましたが、
最後まで読んで頂き有難うございます。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
住吉めだか 御神田の水 植本富士男

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